下町芸術祭2021
下町芸術祭2021

下町芸術祭は、神戸市長田区を舞台に2年に1度開催しているアートフェスティバルです。阪神淡路大震災から20年経った2015年に、地域の商店主や建築家、アーティスト、NPOが集まって実行委員会を組織し、新たなインフラを整備することではなく、被災地というキーワードから抜け出し、今、地域が持っている魅力をアーティストの持つ独自の視点や作品を通して、地域住民や来街者に対して提示することを目的に実施しています。

4回目となる今年の特徴は、協働してプログラムをつくる団体数が増えました。新長田を拠点とする「文化芸術」「まちづくり」「多文化共生」に取り組む諸団体と連携しながら実施します。各々の団体や人々の持ち味を可視化させ、手触りのある人間関係へと再構成し、創造性豊かで、持続可能な地域社会を形成することを目指します。

また、2021年現在、新型コロナウィルス感染拡大が長引き、これまで当たり前にあった人と人との繋がりが制限される状況が続いています。このような状況下でも、もともと人と人との社会的距離の近かった「下町」だからこそできることにこだわりました。

ここでの体験は間接的に、このまち・世界・友人・他者・自身とのコミュニケーションを生み出すことでしょう。 表現を通じた豊かな対話により、少しでも日常の活力・ハレの場を今一度取り戻したいと願い、ここに開催します。

NEWS
2021.11.05
下町芸術祭2021を振り返って【こて隊レポート】
2021.11.05
長田の奥座敷「丸山」の可能性【下町芸術大学レポート】
2021.11.05
公式アート&まち歩きツアーレポート【下町芸術大学レポート】
2021.11.05
新長田に息づく「キムジャン」体験【下町芸術大学レポート】
2021.10.27
下町芸術祭2021閉幕!

イベント情報 EVENT

1
日程
10月10日(日),17日(日),24日(日)
時間
11:00-16:00
作家名
中村邦生
2
パフォーマンス
講座・トーク

旧大日温泉

日程
10月24日(日)
時間
パフォーマンス:13:00-14:00
講座・トーク:15:30-
作家名
原始放浪記 ヤンシ+ノブトウ&ちえ坊
講座・トーク
長田の奥座敷「丸山」の可能性
上野天陽,小泉寛明,森本アリ
3
展示
パフォーマンス

丸山アンダーザブリッジ

日程
展示:10月9日(土)-10月24日(日)
パフォーマンス:10月24日(日)14:15-14:50
作家名
滑川みざ
出演者
ヲミトルカイ(山本和馬、いはらみく、松縄春香),アラン・シナンジャ

会場エリア別紹介 PLACE

丸山

すり鉢状の急斜面に民家がびっしりと並んだ、独特の景色が広がる町。昭和初期には別荘地として開発され、旅館や遊園地のある「神戸の奥座敷」と呼ばれていました。今回、関連企画として、南から続く坂道を「宙へ上る街道」と題し、丸山に住まうアーティストに焦点を当てた作品展示を行います。長田の持つ新たな側面を、ぜひご体感ください。

新長田

商店街の立ち並ぶ下町らしい風景が広がります。劇場やスタジオの中だけでなく、まちに飛び出したパフォーマンスプログラムを展開します。ここは、様々なルーツを持つ人々が集住するエリアであり、その文脈を受け継いだプログラムにもご注目ください。粉もんをはじめとする下町グルメや、多国籍な料理も外せません。

駒ヶ林

海沿いに広がる古くからの漁師町。ここでは、古民家や防災空地などを舞台に、神戸にゆかりの深いアーティストによる現代アート展を展開します。人の手から生まれた温もりや手触りを感じられる作品が揃いました。また、路地の中でのゲリラパレードも予定。雑多な路地に漂う暮らしの気配と、日常に潜む非日常をお楽しみください。

アーティスト ARTIST

国内ダンス留学@神戸7期生

中村邦生

ちえ坊

滑川みざ

原始放浪記ヤンシ+ノブトウ

みしまあきひろ

Ms&Mrシュウ

わにぶちみき

松縄春香

佐藤美瑛

山本朗生

黒拍子

垣尾優

阪神虎舞

鉄板コテ之介

アクセス ACCESS

下町芸術祭アクセスマップ

丸山エリア

最寄駅
神戸電鉄(有馬線)丸山駅
神戸市バス(4系統)丸山/(17系統)花山町
会場まで
丸山駅より徒歩10分圏内
神戸市バス(4系統)丸山より徒歩10分圏内
神戸市バス(17系統)花山町より徒歩20分圏内

新長田エリア

最寄駅
JR新長田駅
神戸市営地下鉄(西新・山手線/海岸線)新長田駅
会場まで
新長田駅より徒歩15分圏内

駒ヶ林エリア

最寄駅
神戸市市営地下鉄(海岸線)駒ヶ林駅
JR新長田駅
神戸市営地下鉄(西新・山手線/海岸線)新長田駅
会場まで
駒ヶ林駅より徒歩10分圏内
新長田駅より徒歩20分圏内

サポートスタッフこて隊 STAFF

下町芸術祭はサポートスタッフこて隊の力でつくっています。
会期前から会期中にかけて、作家の手伝いや会場の準備・監視、イベントのサポート、広報など様々な仕事を担っています。こて隊に参加して一緒に芸術祭を盛り上げてくださる方を募集しています。年齢や経験は問いません。どなたでもお気軽に、ご参加をお待ちしております。